[記事公開日]2015/10/12
[最終更新日]2016/05/04
ハーブティー【アーティチョーク】の栄養成分は肝臓に良いのか
スポンサーリンク
目次
こんな症状を感じていませんか?それは肝臓が疲れているのかもしれません
● 何となく疲れやすい、体がだるい
● 近頃お酒が弱くなった、
● 以前にはなかったのに酷い二日酔いをするようになった
● 食欲が低下した、
● 吐き気、発熱など、風邪に似た症状が出る
● 白目の部分が黄色くなって、黄疸が出ている
● 右の肋骨の下に鈍い痛みがある
● 親指の付け根や指先が赤くなる
● 放射状の毛細血管が、胸や背中に浮き出るクモ状血管腫が出る
沈黙の臓器と呼ばれる肝臓を助ける、おススメのハーブがあります。
アーティチョークをおススメします
肝臓に良いのか。ハーブティー【アーティチョーク】について
料理の食材として知られています。
ヨーロッパでは、珍味として花のつぼみを食用しています。
● 学 名 Cynara scolymus
● 英 名 Artichoke、Globe artichoke
● 科 名 キク科 チョウセンアザミ属 多肉質のアザミに似た大きな花をさかせます
● 分 類 多年草
● 和 名 チョウセンアザミ(朝鮮薊)
● 原産地 地中海沿岸 カナリア諸島
● 茶に使う部分 葉
● 主要成分 フェノール酸、シナリン、スコリモサイド、フィトステロール
肝臓に良いのか。ハーブティー【アーティチョーク】の効果、効能
● シナリン・・・苦味質
葉に含まれているシナリンという成分には、肝臓の解毒作用があるといわれています。
● スコリモサイド・・・フラボノイド配糖体
ベトナムでは、肝臓に効果のある薬草茶として、お酒を飲んだ後、二日酔いを防止するために利用されています。
これらの成分が肝臓の働きを強化し、胆汁の分泌を促します。
そのためアルコール摂取による肝臓のダメージを回復したり脂肪の代謝を促してコレステロールなどの沈着を防ぎます。
肝臓に良いのか。ハーブティー【アーティチョーク】を飲んでみよう
1. アーティチョークを用意します
2. ティースプーン1杯 150mlの熱湯をティーポットに注ぎます
3. 蓋をして、5〜10分間置いてできあがり
4. 苦いお茶が好きな方は、長めに浸しておくと良いでしょう。
■ 置き過ぎると苦味が強くなります。
■ 爽やかな緑茶の様な香りです。特徴的な苦味があります。
■ 後味は爽やか。慣れると非常にさっぱりといただけるお茶です。
■ ホットでもアイスでも美味しく飲めます
肝臓に良いのか。ハーブティー【アーティチョーク】とブレンドしよう
● アーティチョークとローズヒップ
ストレスによる消耗や病中・病後の活力増強におススメします。
1. アーティチョークの乾燥した葉小さじ一杯 約2g
2. 粉砕したローズヒップ(野バラの実)小さじ1杯 約2g
3. 1.と2.をブレンドし、熱湯200mlで5分間 煮出します
4. 1日3回 毎食後に飲んでください
食欲がない場合は食前が良いです
■ ローズヒップは
天然のビタミンCやビタミンP(バイオフラボノイド)を豊富に含んでいます。
肝臓の機能回復に相乗効果を発揮します。
ローズヒップをブレンドすることで、味に丸みが出るため飲みやすくなります。
● アーティチョークとペパーミント
コレステロール血症や脂肪肝の予防におススメします。
1. アーティチョークの乾燥した葉小さじ1杯 約2g
2. ペパーミント軽くひとつまみ 約1g
3. 1.と2.をブレンドし、熱湯200mlで3分間 煮出します
4. 1日3回 毎食後に飲んでください服用します
■ ペパーミントに含まれるフラボノイド類も胆汁の分泌を促します。
アーティチョークとブレンドすることで相乗効果を発揮します。
油っこい料理で、もたれた胃や便秘にも効果があります。
ペパーミントのさわやかなメントールの香りで飲みやすくなります。
健康診断、うけていますか?
血液中のコレステロール値や中性脂肪などの数値が高い方はもちろん、それらには縁のない方にもこのアーティチョークをおススメします。
食事の質はどうでしょう?
肝臓に負担をかける合成着色、合成香料。
それらの食品添加物や農薬、保存剤などにまみれた加工食品が増えましたよね。
アルコール、タバコ、カフェイン飲料などの嗜好品も、市場から減ることはないでしょう。
肝臓にダメージを与える、医薬品の服用。
肝臓にとって過酷な時代ですね。
肝臓が、なぜ沈黙の臓器と呼ばれているのでしょうか。
肝臓が機能しなくなると、例え心臓が丈夫でも生きてはいけません。
肝臓には3000億個以上の肝細胞があります。
この一部が機能しなくなっても、肝臓は再生します。
再生するまでは、他の肝細胞が補って働きます。
もしも、半分以上の肝細胞が死んでしまったら、他の肝細胞がフォローするのです。
脳や心臓は1本の動脈を頼りにエネルギーを受け取っています。
ですから、その血管が詰まったり壊れたりしてしまうと、血液が送れなくなり細胞は死んでしまいます。
肝臓には肝臓独自の門脈という血管があるので、酸素不足になることもありません。
衝撃を受けても影響が出にくく、症状として現れにくいのです。
薬用ハーブとして用いられてきたアーティチョークで労わってあげましょう。
スポンサーリンク