[記事公開日]2015/10/14
[最終更新日]2016/05/04
ハーブティー【ローズヒップ】の栄養成分は便秘を解消し改善する効果があるのか
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目次
便秘でお悩みですか?
便秘でお腹が苦しい、食べられない。
トイレの後なのに、残便感がある。
便が硬くて、お尻が痛い。
この便秘の不快感、どうにかしたい!
便秘を改善、解消する効果のあるハーブをご紹介します。
便秘を解消し改善する。飲んで良し食べて良しローズヒップ
ローズヒップティーにはたくさんのビタミンCが含まれています。
ビタミンCの多くは吸収されますが、吸収されなかったビタミンCは腸まで届きます。
ビタミンCは腸まで届けば乳酸菌などの善玉菌を増やし、便を軟らかくする作用があります。
便秘を解消し改善する。ローズヒップの効果、効能
ローズヒップ (rose hip)
バラ科バラ属の植物 イヌバラの果実
■ ビタミンC
バイオフラボノイドを20%含んだ天然のビタミンCです。
その量はレモンの20倍といわれています。
バイオフラボノイドとは、ビタミンPとも呼ばれているフラボノイドの一種です。
風邪をひきにくくするといった免疫力向上作用、
肌の透明感をアップさせる美白作用、体内でのコラーゲン生成に働きかける重要なビタミンです。
■ ビタミンP
ビタミンCは熱を加えると破壊されてしまう成分ですが、ローズヒップには「ビタミンP」という成分も含まれています。
ビタミンPは、熱にも強く壊れにくい性質を持っています。
ビタミンCの吸収を助け、酸化を防いでくれますので、効率的に体内で作用するといえます。
■ リコピン
トマトにも含まれているポリフェノールの一種
利尿作用や便秘解消などの効果
■ ビタミンA
■ ビタミンE・・・抗酸化作用
■ βカロテン・・・抗酸化作用
■ カルシウム
■ 鉄
■ 炎症促進酵素シクロオキシゲナーゼの働きをやわらげる作用が知られており、抗炎症効果も期待されています。
■ ローズヒップの種子にはポリフェノールの一種であるティリロサイドが含まれています。
ティリロサイドには、ミトコンドリア内で脂肪燃焼を促進する作用があることが確認されているため、ローズヒップの摂取によって、脂肪の燃焼効果が期待できます。
便秘を解消し改善する。ローズヒップの健康効果
● 便秘解消効果
● 美肌・美白効果
● 肌の新陳代謝促進
● 免疫力を高める効果
● 関節痛の症状を緩和する効果
● 精神を安定させる効果
● 生理痛・生理不順の症状緩和
便秘を解消し改善する。ローズヒップティーを飲んでみよう
ティーカップで作るローズヒップティー
1.ティーカッはをあらかじめ温めておきましょう
2.ローズヒップを入れる
ティーカップ1杯分(約150~180cc)に対して
ティースプーン1~2杯のローズヒップティーが目安です
3.カップに熱湯を注ぐ
沸騰したお湯を静かに注ぎましょう
蓋があればかぶせておきます
なければ小皿を蓋代わりに使いましょう
4.蒸らしましょう
細かいファインカットローズヒップティーで3~5分
粗めのシェルカットローズヒップティーなら7~8分
実が柔らかくなると出来上がりです。
5.よくかき混ぜる
実とお茶をよくかき混ぜてからいただきます。
● ローズヒップティーの実は食べてくださいね
残った実はそのまま食べても良いですし、ジャムやはちみつを加えると美味しく食べられます。
ヨーグルトにトッピングしても美味しいですよ。
便秘を解消し改善する。常用を避けたい便秘解消ハーブ
● センナ・・・キャンドルブッシュもセンナです
● 大黄・・・ルバーブ(野菜の一種)
生の葉はジャム、ルバーブや果物をシロップやワインで煮こんだコンポート(砂糖煮)などに加工されています。
ルバーブにもわずかにセンノシドを含むことから敏感な人は下痢をすることがあります。
● アロエ
上記、3つは、アントラキノンという成分を含み「アントラキノン系下剤」と呼ばれます。
大腸の粘膜を刺激することで蠕動運動が促される便秘薬です。
センナや漢方の大黄、アロエから抽出したセンノシドなどのエキスから作られた薬剤がここに含まれます。
アントラキノン系下剤を長期に渡って服用していると「大腸黒皮症(大腸メラノーシス)」と呼ばれる症状を発症することがあり、腸の働きが悪くなったり、腸の粘膜が黒ずんだりします。
大腸黒皮症(大腸メラノーシス)になると、粘膜だけではなく腸管内の神経にも影響がおよび、より便秘が悪化します。
「下剤依存症」にならないために、センナの使用は、一時的に便秘になった場合などの緊急時だけに使用しましょう。
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