[記事公開日]2015/11/10
[最終更新日]2016/05/04

おすすめ人気のハーブティー種類・効果・効能・栄養・入れ方・まとめページ

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アーティチョークティー

アーティチョークは料理の食材として知られています。
ヨーロッパでは珍味として花のつぼみを食用しています。

アーティチョークの原産地は地中海沿岸。
本格的に栽培され始めたのは15世紀のナポリ近辺でした。

16世紀にフランス王妃としてイタリアから輿入れした、カトリーヌ・ド・メディシスによって、イタリアで食べられていたアーティチョークがフランスへ伝えられました。
イタリアのアーティチョークはトスカーナパープルという品種が多くつぼみが開くと紫色の花になります。

日本には江戸時代にオランダから渡来しました。

● 肝臓の解毒作用がある
● ベトナムでは、肝臓に効果のある薬草茶として、お酒を飲んだ後、二日酔いを防止するために利用される
● 肝臓の働きを強化し、胆汁の分泌を促す
● アルコール摂取による肝臓のダメージ回復
● 脂肪の代謝を促してコレステロールなどの沈着を防ぐ

アイブライトティー

花言葉は「喜び」
ゴマノハグサ科の一年草で、ハーブの一種です。
古くから目の万能薬として用いられており「輝く目」を意味してアイブライトと名づけられました。

● 眼精疲労を改善する効果
● アレルギー症状を緩和する効果
● 糖尿病を予防する効果

あずき茶

北海道が日本国内の生産量の約8割を占めています。

中国の明の時代の『本草綱目』(ほんぞうこうもく)の中にあずきの効能や処方が記されています。

平安時代中期に編纂された『延喜式』には「小豆三升。澡豆料」とあります。
澡豆(そうず)とは小豆を粉末にしたものです。

上流階級の女性たちは、これを洗顔料として使っていたと考えられています。

● 抜け毛、薄毛、育毛
● 疲労回復効果
● 糖質の代謝促進
● 二日酔いの解消にも役立つ
● 脚気(かっけ)を予防する効果
● 生活習慣病の予防・改善効果
● むくみを予防・改善する効果
● 便秘を改善する効果
● 骨粗しょう症の予防、改善に役立つ

 

エキナセアティー

和名をムラサキバレンギクといいます。

北米先住民族の薬草とされ、伝染病や毒蛇に噛まれたときの治療薬として伝えられてきました。
近年では免疫を高めるハーブとして知られるようになりました。

花言葉は「あなたの痛みを癒します」
「優しさ」「深い愛」「ただよう品格」
エキナセアに良く似合う花言葉ですよね。

● 尿に関するトラブルを改善する効果
● 風邪やインフルエンザを予防する効果
● アレルギーを改善する効果
● むくみを改善する効果

オレンジブロッサムティー・オレンジフラワーティー

花言葉『花嫁の喜び』
オレンジには結婚にまつわる伝説が多く残っています。
ギリシャ神話では、ゼウスが結婚の時、妻ヘラにオレンジを贈ったことから花嫁の髪にオレンジの花を飾る習慣が生まれたのだそうです。

果実だけでなく、花、葉、樹皮など、全てが薬用になる植物です。

● 頭痛解消
● オレンジの果肉同様にビタミンBとビタミンCが含まれる
● 気持ちを落ち着けてストレスをやわらげる
● 不眠症やパニック障害などの症状を緩和する
● ストレスからくる下痢、過敏性大腸炎などの胃腸炎、更年期障害、ヒステリー改善
● 血行を良くする
● 血中の老廃物を排出して血液をサラサラにする
● 血管内が浄化され、血流が良くなる
● 高血圧や動脈硬化の症状をが改善
● 梗塞や心筋梗塞などの重病にかかるリスクが減る

柿の葉茶

柿の花にも花言葉があるんですよ。
「自然美」「恵み」「優美」「広大な自然の中で私を永遠に眠らせて」

実りの秋が終焉を迎えるころ、落葉した枝に取り残された柿を「木守り柿」といいます。

その木守り柿は、収穫に感謝し、疲れてお腹をすかせた旅人へ、そして越冬の準備を始める小鳥たちへのおすそ分け。
昔の慣わしですね。

● 高血圧予防
● 胃潰瘍
● 十二指腸潰瘍
● 糖尿病の予防

カモミールティー(ジャーマンカモミール)

カモミールは、4,000年以上前も前から、バビロニアでは薬草として用いられていたそうです。

クレオパトラが安眠の薬として利用していたと伝えられています。
古代エジプトや古代ローマの時代から、痛みの鎮静薬、特に、婦人病の薬として、女性特有の症状の緩和に活用されていました。

カモミールは別名「マザーハーブ」とも呼ばれています。

イギリスの童話「ピーターラビット」には、カモミールティーが登場しています。
おなかをこわしたピーターにお母さんがカモミールティーを作ってくれました。

ヨーロッパでは「医者の薬」といわれ、医療用ハーブとして利用されています。

● 月経痛をやわらげる効果
● 月経前の緊張をほぐす効果
● 風邪の初期症状にも効果
● 体を温め発汗させる作用
● 血行促進
● 鎮痛効果
● 頭痛
● 歯痛
● 神経痛
● かゆみ全般
● 神経性の筋肉痛
● リウマチ
● 痛風
● 更年期障害
● 消化器官機能保持作用があるため、胃炎、消化不良、下痢、嘔吐、腹部膨満に働きかける
● 肝臓障害、尿路感染症、黄疸などの不調にも役立つ
● 安眠、リラックス効果

黒豆茶

黒豆の花、それはそれは小さくて5ミリくらいの愛らしい花です。

黒豆はおせち料理にはかかせない祝い肴三種(黒豆、数の子、田作り)のひとつです。

無病息災、今年一年、家族全員が健康的に暮らせるように祈願して壱の重(重箱の一段目)に鎮座しております。

「実りのある人生」
黒豆の花言葉です。

黒豆茶、いかがですか?
日々の暮らしを楽しんでくださいね。

● むくみ改善
● 9種類の必須アミノ酸をバランス良く含んでいます。
● 便秘に効果的
● コレステロールの上昇を抑える効果
● 女性ホルモンのバランスを整える働きがあるイソフラボン
● 強い抗酸化作用を持つ
● 老化の防止
● 血流の改善
● 血圧の抑制

桑の葉茶

故郷の風景には必ず桑畑があったものです。
桑畑は地図記号にもなっています。

現在では、桑畑を見つけることが難かしくなりました。
地図でも、桑畑の地図記号は見あたらなくなりました。

桑の木は、弦楽器の材料として珍重されてきました。
正倉院には楽琵琶、阮咸(げんかん)と呼ばれる4弦のリュート属撥弦楽器(はつげんがっき)が保存されています。

桑は、古来より楽器の材料や蚕の餌として、また果樹として、そしてお茶としても、人々の暮らしの中に溶け込んでいたのですね。

● 糖尿病を予防、改善する効果
● ダイエット効果
● 記憶力を高め、精神を安定させる効果
● 便秘解消効果
● 新陳代謝を高める効果

ジャスミンティー

ジャスミンティーはフレーバーティーの1種です。
緑茶や紅茶、烏龍茶などの茶葉にジャスミンの花で香り付けをしました。

ジャスミンティーを製造する国や地域によって呼称も変わり、茶の風味や香りにも違いがあります。
中国では「茉莉花茶」(まりか茶、モーリーホアチャー)と呼ばれています。

● 集中力を高める効果がある
● 口臭、体臭を予防する効果がある
● 美肌効果
● ダイエット効果
● 二日酔いを緩和する効果がある
● 不眠を改善する効果がある
● 生理不順を改善する効果がある
● 軽いうつを緩和する効果がある
● 神経性呼吸障害を予防する
● 消化管機能不全を予防する
■ 芳香成分・・・酢酸ベンジル
(さくさんベンジル、ベンジルアセテート、benzyl acetate)
ジャスミンの芳香成分の1つ、エステル類の酢酸ベンジルは精神を高揚させる働きがあります。

ウルトラ蒸し生姜茶

生姜は「野生の生姜」が発見されたことがないので原産地は厳密には不確定なのだそうです。

日本では、奈良時代には栽培が始まっていたようです。
サンショウの古い呼び名と同じ「はじかみ」といわれていました。

今では、焼き魚などに添えられてくる芽生姜の酢漬けのことを言います。
いろどりを良くすることと、お口直しをすることで、添えらています。

軟らかいところだけを食べれば良いそうです。

● 冷え性の改善
● 殺菌作用
● 解熱効果
● 咳止め効果
● 吐き気止め効果
● 健胃効果

甜茶(てんちゃ)

中国では、甘みのあるお茶のことを甜茶(てんちゃ)と呼んでいます。
甜茶は春節に、幸せを願い「開運」のお茶として、原産地である中国南部では約5,000年も前から飲まれてきました。

なかでも、中国南西部を原産とするバラ科の植物、甜葉懸鈎子(テンヨウケンコウシ)からつくられたものが、今、話題の「甜茶」です。

● 花粉症やアレルギー性鼻炎の症状を緩和,軽減する効果
● 抗アレルギー作用
● 抗炎症作用
● 喘息、アトピー性皮膚炎などのアレルギー症状に効果的
● 歯周病予防

ドクダミ茶

ドクダミは煎じて飲用するだけでなく、入浴剤としても利用できます。
煎じた液を浴槽に直接注ぐ、または布袋に入れて湯船に入れます。

調理して食べることもできます。
若芽の天ぷらや、塩ゆでにしてみりんと味噌で和え物として。
ドクダミ酒もおつですよ。

ドクダミにも花言葉があるんです。
「白い追憶」「野生」
追憶とは、 過去のことを思い出してしのぶこと

なんともノスタルジックな雰囲気のある花言葉ですよね。
梅雨を告げる、ドクダミです。

● 抗糖化の作用がある
● 体内の老廃物除去作用がある
● 尿の排出を促す
● 便秘の解消
● 神経細胞や筋肉組織を活性化する
● 高血圧を予防する

ハイビスカスティー

日本ではブッソウゲ(仏桑花 / 扶桑花)という名前で知られていました。

1923年、ハイビスカスがハワイの州花になりました。
以降、日本でもハイビスカスと呼ばれるようになったそうです。

ハイビスカスは、1日だけ咲いてその日のうちに枯れてしまう1日花です。
日当たりのよい場所では次から次へと新しいつぼみをつけて咲き続けます。

花言葉は「新しい恋」「常に新しい美」

古代エジプト時代から飲用や染料として使用されていたハイビスカス。
クレオパトラはハイビスカスティーを愛飲していたと伝えられています。

● 疲労回復効果
● コレステロール値を下げる効果
● むくみを予防・改善する効果
● 美肌効果
● 血流を改善する効果

ハト麦茶

ハト麦は、日本各地で自生しているジュズダマとは類縁になります。
栽培用の変種です。

漢方や民間療法では、皮を剥いた種子を薏苡仁(よくいにん)と呼んで薬用に用いられています。

ジュズダマとハトムギとの見分け方ですが、
1. 花で見分ける方法
ハトムギは花が垂れ下っています。
上を向いているのがジュズダマです。

2. 果実を覆う殻の違いです。
ハトムギは柔らかく、ジュズダマは非常に堅いんです。

3. ハトムギは1年草 ジュズダマは多年草

●    美肌効果
● 毒素の排出(デトックス)効果
● 代謝促進効果
● 胃の調子を整える

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マロウブルーティー

「夜明けのハーブ」
青から紫、そして桃色へと色を変えていくマロウブルー。

お湯を注いだ直後は鮮やかな水色。
時間が経つと、徐々に紫色に変化していきます。

古代ローマでは食用と薬用の目的で庭に植えられていました。
花は生食することもできます。

エディブルフラワー(「edible」食べられる「flower」花、のことです)として、サラダに散らせば、鮮やかな彩りで食卓が華やぎますよね。

若い葉は、サラダやおひたし、炒め物でお召し上がり下さい。

■ 名前 ブルーマロウ(Blue mallow)、コモンマロウ(Common mallow)
マロウブルー、マローブルー、ウスベニアオイ(薄紅葵)

● 青から紫、桃色へと色の変化を楽しめる
● 視覚機能を改善する効果
● 粘膜を保護する効果
● 神経を穏やかにする働き
● 風邪による、のどの腫れや痛みを緩和する
● 胃炎、膀胱炎、尿道炎の粘膜保護の効果が
● 根の部分・・・粘液質を豊富に含んでいる
● せきや気管支炎などの呼吸器系の症状を緩和する

ペパーミントティー

ペパーミントは、スペアミントとウォーターミントの交配種です。
スペアミントよりも香りは強く、ミントの代表的な品種です。

「代表的な」というのも、ミントは交配しやすく丈夫なため、世界中で品種改良が行われ、品種認定されただけでも100種以上あります。

品種系統の認定期間が切れたものを加えると600種以上といわれたり1,000種以上と記されいたり。

今でもミントは、人知れず、ひそかに品種を増やしているのでは?と思ったりしています。

ミントそのものは、約3,000年前の古代ギリシャで生薬として使用されていたようです。
また、栽培も行われており、歴史上最も古い栽培植物であるという説もあります。

● 二日酔いの改善
● 消化促進
● 強壮作用
● 殺菌作用
● 鎮静作用
● 腹痛、胃痛の緩和、胸焼け、吐き気を抑える

ヨモギ茶

その昔、女児のすこやかな成長を願い、3月3日のお雛祭りには蓬餅(ヨモギもち)をお供えしてきました。

ヨモギは「魔除草」と呼ばれ、香り高く繁殖力の強いヨモギを餅にして子孫繁栄・無病息災を祈ってきたのです。

● 貧血改善
● 健胃
● リウマチ
● ストレス解消
● 心臓病の予防
● 冷え性の改善
● 血液の浄化作用
● がん予防
● 血行促進
● 止血
● かぶれ
● 下痢
● 肩こり
● 痔
● 神経痛
● 抗アレルギー
● アトピー性皮膚炎の予防
● 新陳代謝の促進
● 糖尿病の予防
● 育毛効果
● 動脈硬化の予防
● 心筋梗塞の予防
● ダイエット効果
● 老化防止
● 認知症の予防
● シミ対策
● 美肌効果

レモンバームティー

レモンバーム(Lemon balm)は英名です。
学名は「メリッサ」ギリシア名です。

ヨーロッパでは昔から「活力の歓び」「長寿のハーブ」と呼ばれ親しまれてきました。

レモンバームは「レモン」と名がついていますが、果実のレモンとは関係ありません。
酸味もありませんし、優しい雰囲気の、爽やかな甘みのあるハーブティーです。

● 脳の活性化、若返りに効果がある
● レモンに似た爽やかな香りで精神を安定させる作用がある
● 高血圧頭痛ストレスを緩和する作用がある
● ロズマリン酸が花粉症の症状を抑制する
● 風邪の症状を緩和する
● 消化促進する効果がある
● 抗菌、抗ウィルス効果がる

ローズヒップティー

ローズヒップが世界中に広まったのは第二次世界大戦のころになります。

イギリスは、ドイツ海軍Uボートの海上封鎖より、柑橘類の輸入が止まってしまいました。
イギリス政府は、ビタミンC不足による壊血病を予防するため、生垣に生えている、ローズヒップを摘むように呼びかけました。

こうして、世界中にローズヒップの健康効果が知られるようになったのです。

● 便秘解消効果
● 美肌美白効果
● 肌の新陳代謝促進
● 免疫力を高める効果
● 関節痛の症状を緩和する効果
● 精神を安定させる効果
● 生理痛・生理不順の症状緩和

ローズマリーティー

ローズマリーは地中海沿岸地方原産。
アルカリ性の石灰質土壌の丘陵地に分布する、小型の常緑性低木です。

乾燥や日射しに強く、病害虫も少ないので育てやすいと思います。
公共施設の花壇でよく見られます。

特徴は葉。松葉に良く似ています。

強い芳香があり、肉の鮮度を保つ効果があるので、肉料理で使われるスパイス・ハーブとして知られています。

● 精神を安定させる効果
● 頭をすっきりさせ、集中力や記憶力が向上
● 老化を防ぐ効果
● 活性酸素を抑制
● 血行促進作用
● 肌を引き締める効果
● アンチエイジング作用
● リウマチ関節炎の症状を緩和する効果
● フラボノイド
● タンニン
● 香りのもととなる精油成分が豊富で持続性が高い

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