[記事公開日]2015/11/01
[最終更新日]2016/05/04
ハーブティーの栄養成分は疲労回復し改善する効果があるのか
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目次
ハーブティーの栄養成分。疲労回復といえばクエン酸
クエン酸の効果・効能の中でよく知られているの疲労の軽減や早期回復です。
疲れたときに飲むと、体力が回復するハーブティーをご紹介します。
古代エジプトの女王であったクレオパトラも飲用していたハイビスカスティー
ハーブティーの栄養成分。ハイビスカスティーの効果、効能
● 疲労回復効果
● コレステロール値を下げる効果
● むくみを予防・改善する効果
● 美肌効果
● 血流を改善する効果
■ ハイビスカスティーに用いられる品種・・・ローゼル種
正式名称「ハイビスカス・オブタリファ」
沖縄県やハワイ州などに生息している観賞用の美しい植物ではなく日本ではロゼリ草や紅アオイという名前で親しまれているハイビスカスの品種です。
● ハイビスカスに含まれる成分、性質
■ 酸味成分・・・クエン酸、リンゴ酸、ハイビスカス酸など
クエン酸・・・細胞の生まれ変わりを促進させる作用 代謝を向上させる効果
リンゴ酸・・・クエン酸よりも甘みを持つ クエン酸の働きをサポートする
クエン酸とリンゴ酸の相乗効果によって、新陳代謝の向上による美肌効果が期待される
ハイビスカス酸・・・コレステロール値を低下させる効果。
■ 各種ビタミン類
■ ミネラル類
■ カリウム・・・利尿作用がある 体のむくみや二日酔いに対する効果も期待できる
■ アントシアニン
■ ポリフェノール
■ アミノ酸
ハーブティーの栄養成分。ハイビスカスティーを飲んでみよう
ハビスカスティーを美味しく飲むポイント
● 1杯あたりハイビスカスティーの茶葉・・・3gが目安
● お湯の温度・・・95度前後 150ml
● 蒸らす時間・・・約5分
ティーポッドまたは急須などにハイビスカスティーの茶葉とお湯を入れ蓋をして5分間蒸らします。
蓋がない場合は、小皿を蓋代わりに乗せても良いですよね。
ほかの茶葉よりも若干蒸らし時間が少々長めです。
ハイビスカスティーはクエン酸が含まれているので、独特な酸味があります。
ハチミツを混ぜても美味しいですよ。
ハーブティーの栄養成分。ハイビスカスティーとブレンドしてみよう
ハイビスカスと相性のいいローズヒップはいかがでしょうか
美肌効果を発揮する、ブレンドティーです
ハイビスカスティー+ローズヒップティー
ハーブティーの栄養成分。ハイビスカスティー飲用の際の注意
ハイビスカスティーにはカフェインは、ほぼ含まれていません。
年齢・性別問わず誰でも安心して飲むことができます。
副作用やデメリットなどはありませんが、過度な飲用、妊娠・授乳中の女性は摂取を極力、控えた方が良いと思います。
ハイビスカスティーは薬効の高い飲料です。
体調や体質などによって副作用やアレルギーを発症する可能性があります。
頭痛や吐き気などの不快感が現れた際はすぐに飲用を止めてくださいね。
ハーブティーの栄養成分。クエン酸は、なぜ疲労回復に役立つのでしょうか
疲労について知っておきたいこと。
ヒントは「TCAサイクル」にあります。
TCAサイクルとは、別名「クエン酸回路」とも言われています。
体内でエネルギーを産生する際に必要な回路なのです。
体内に摂りいれられた栄養素(デンプン)
↓
ブドウ糖となる
↓
その後酵素やビタミンなどの協力を得て、エネルギーを産む
↓
その際にクエン酸をはじめとした数種類の酸に変化
↓
またクエン酸に戻る
というサイクルを形成します。
これによってエネルギーが産まれます。
そして老廃物を体外に排泄させることができるのです。
● TCAサイクルの火付け役・・・クエン酸
運動を続けているとTCAサイクルの働きが低下。
エネルギー産生も低下。
この状態がいわゆる「疲労」です。
この「疲労」状態を解決するためにクエン酸を十分に摂取するとTCAサイクルが活性化、疲れにくい体作りや、疲労の早期回復へとつながるのです。
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